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新品種米「いのちの壱」を栽培 寺井弘さん

「高品質な新品種米を御坊から全国へ届けたい」

新品種米「いのちの壱」を栽培 寺井弘さん(御坊市・52)

 御坊市明神川で代々米農家を営んできた寺井弘さん(52)は、今年から新品種「いのちの壱」の栽培を始め、来年からの本格栽培に向けて栽培法や販路の確立に奮闘している。

 コシヒカリの変異種である「いのちの壱」は、2000年に岐阜県で発見された新種。コシヒカリの約1.5倍、日本一ともいわれる大きな粒が最大の特徴で、粘り、香り、弾力があり、炊きあがりには豊潤な香りと強い甘みがある。精米後も劣化しにくく、冷めてもおいしいとして消費者からの評価も高い。

 一方で、暑さに弱く繊細で病気にかかりやすく栽培が難しい側面もあり、生産量も少なく希少。これまでは栽培に適した岐阜県や長野県、静岡県などの主に山間部でつくられてきた。販売価格は一般的なものの2倍程度にもなり、本場では高級ブランド米「龍の瞳」として知られている。

 明神川地区でも一般的な品種である「きぬひかり」などを栽培してきた寺井さんだが、品質の低下などから新品種の栽培に着手。数種類の栽培を試したなかで最も手応えを感じた「いのちの壱」を、次の主力品に決めた。

 同種の適地である山間部とは環境が異なるようにも思われるが、昼夜の温度差が大きいことなどから本場と変わらない高品質な米の栽培に成功。通常よりも低農薬で栽培するという「いのちの壱」の栽培コンセプトも、寺井さんのこだわりと一致した。

 「全国的にも馴染みの薄い品種ですが、味と品質は抜群。低農薬で手間をかけて栽培するためコストも高くなりますが、できる限り一般的な価格を維持して、付加価値を認めていただける消費者向けの販路を開拓していきたい」と展望している。

 「わかやまグローバル」での販売価格は2㌔2000円(送料別)。洗米時の注意点は、1回目はさっと水に当てすぐに水を捨て、2〜3回程度やさしく水洗いする。とぎ汁にも養分が含まれているため、白く濁る程度で炊く。