エコクラフト作家・小畑由香利

「自分らしさを表現しながら、新たな縁を紡いでいきたい」

エコクラフト作家・小畑由香利さん

和歌山県田辺市出身の小畑由香利さんは、二児の子育てに奮闘しながら、女性を中心に人気のエコクラフト作品を制作している。

エコクラフトとは、再生紙を使ったクラフトテープを、針や糸を使わずに編むことでカゴやバッグ、小物などを編み上げるもの。現在は三重県伊賀市に住む小畑さんは4歳と1歳の子どもの母。高校生のころはカヌー部に所属し全国大会に出場、大学時代もスポーツに打ち込んできたが、結婚・出産を経て子育てや家事に追われ、自分の時間が持てなくなっていた2015年、幼稚園のサークルでエコクラフトに出合った。

初めは長女が幼稚園で使うもの作る程度だったが、集中してモノづくりに励むことが得意だったこともあり没頭したという。1歳の長男の育児もありサークルにはなかなか参加できなかったが、忙しい家事や育児の合間や、子どもが寝てからのわずかな時間にレシピ本を参考にしながら創作。現在ではオリジナル商品を作れるほどに上達している。

作品のインターネット販売や白浜町のカフェでの販売が決まり、「YuAN」(ゆあん)という屋号を設けた。「今までスポーツに打ち込み、仕事では税務業務を職業としていきましたが、ハンドメイドという全く違う分野でこれまでとは違う新たな自分を表現していきたい。屋号の由来は、私、主人、娘、息子の全員が名前の頭文字が"Yu"であり、"an"はフランス語で"1"。1からの自分、また作品は我が子同然という意味を込めました」。家族の成長の姿を映すような小畑さんの作品が、今後どんな変化を見せてくれるか注目だ。

2016.02.02