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キャンドルアーティスト・寺本拓郎

「大自然に囲まれた和歌山・清水で、半農半芸のライフスタイルを確立したい」

キャンドルアーティスト・寺本拓郎さん

 和歌山県有田川町清水、「日本の棚田百選」に選ばれた名勝地・あらぎ島のすぐそばに住居兼アトリエを持ち、キャンドルアーティストとして創作に励みながら、ワークショップやイベント出演などの活動の傍ら、合間には農業に従事する「半農半芸」のライフスタイルを謳歌している。

 大阪府出身の寺本さん(36)は、2010年に有田川町に移住したIターン者。以前は大阪の中心地でバー経営や営業職などに就いてきたが、自然豊かな地での暮らしに憧れを持っていた。

 キャンドルとの出合いは、友人宅にあったキャンドルづくりのスターターキットで試しに作ってみたところ興味を持ち、都会での慌ただしい生活に嫌気がさしていたこともあり、無心に創作する喜びをおぼえることができたという。

 キャンドルアーティストとして活動を始めて間もなく、同県有田市のカフェでのイベントに参加。そこでの人との出会いや自然環境の豊かさに惚れ込み、移住を決意。有田川町吉原にある古民家を即決で借りることにした。

 移住後は創作活動をしながら、キャンドルを使ったライトアップイベントやキャンドルづくりのワークショップの開催など精力的に活動。2016年からは同町清水に移住。より山深い環境に身を移し、創作活動に重点を置いた生活に回帰していく。

「和歌山に移住してさまざまな出来事や出会いを経験できました。今はここ清水でリスタートの気持ち。移住前に憧れていた半農半芸のライフスタイルや、さらに新しいことにもチャレンジしていきたい」。

 アトリエの窓からは見渡す限り広がる深い森。創作に打ち込むには絶好の環境で、キャンドルの作風にも良い影響が出ているといい、今後はキャンドルづくりの技術を応用した石鹸やマーブリング(灯篭)づくりにもチャレンジ。また、清水地区で廃校になった中学校をアーティストの拠点とする町おこしプロジェクトにも携わっていくなど、活動の輪は広がり続ける。

 「大阪にいた頃より経済的には貧しいですが、自然のなかでの自分らしい暮らしと、濃密な人との出会いがあり、心も体も以前より豊かになれました」。持ち前の行動力で目に映るものを刺激に変え、作品とともに自分自身も成長していく。

2061.01.31